今回のチャレンジモードは「織田家包囲網」を形成した足利将軍家を担当して技術を習得するというシナリオだ。三好家とは2年間の同盟を締結中だし、まわりの大名家とも3年間の停戦中であるため、かなり恵まれた環境だが、やはりタレント武将を多く抱える織田家と隣接しているのが最大の懸念材料と言える。織田家が他の大名にちょっかい出している間にサクッと技術を習得し、将軍家の威光を見せつけてやろう。
- 開始年
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- 1570年6月
- クリア条件
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- 1573年5月が終わるまでに技術を9種類以上修得する。
- 大名家
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- 足利家 当主:足利義昭
- 勢力情報
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- 金銭 : 13,900 (収支 +5,500 / -5,200)
- 兵糧 : 45,720 (収穫 +4,800)
- 保有技術 : 弓学舎 / 強弓 / 内政学舎
- 特産品 : 茶432
- 武将 弓適正 : A-1 / B-1 / C-2 / D-5
- 武将 内政適正 : A-1 / B-3 / C-5 / D-0
- 外交 : 織田家包囲網 36ヶ月
- 外交 停戦(36ヶ月) : 三好家 / 武田家 / 朝倉家 / 浅井家 / 波多野家 / 一色家 / 本願寺家 / 鈴木家
- 外交 同盟(24ヶ月) : 三好家
同盟勢力の三好家をしっかりと活用
ゲーム開始時点で足利家は3つの技術を持っているので(学舎自体も1つの技術とみなされる)、新たに必要な技術は6つだ。また同盟勢力である三好家は足利家が持っていない「棟門」があるので、これを交渉で取得することを想定すると、自力で修得しなければいけない技術は5つということになる。
更に配下武将の適正から自力で研究できる技術は、弓が「遠矢」(適正C)まで、内政が「伝馬制」(適正B)まで。当然獲得コストの低いものから研究していくので、研究対象の技術は次のようになります。
- 弓技術 – 軽弓 / 遠矢
- 内政技術 – 割符 / 鉄砲櫓 / 灰吹法
三好家も内政学舎を持っているので、ホントは割符も交渉で取得したいことろだが、彼らはなかなか研究をしてくれないので結局は自力で修得するしかない。そんなわけで5つの技術を自力で研究し、棟門を交渉で取得するという方針でプレーを進めていく。
準備期間(1年目)が終わるまでに蹄鉄を修得しておく
このシナリオの猶予期間は3年あるが、織田家と隣接していることからそんなに悠長に構えてプレーすることはできない。最も避けなければならないのは織田家の侵攻を受けることだ。拠点に攻撃を受けると技術研究が中断されることなるし、攻撃により城下の施設(特に学舎)が破壊される可能性もある。なにより足利家には戦闘に長けた武将がいないため、統率の高いタレント武将に総出で攻められると敗北は必至だ。
そこで技術研究にかかる時間を短縮するためにゲーム開始と同時に延暦寺に使いを出して協定を結ぼう。特産品のストックが多い(茶が432)ため、それを交換条件に協定することができるだろう。
協定による研究期間短縮の効果をより大きくするため、学舎などの施設建設もスピードアップさせる必要がある。そのため武将も必要となることから、ゲーム開始と同時に探索をかけよう。登用しすぎると今度は財政を圧迫して研究費用を捻出できなくなるため、人数は3名程度に抑えておく。
弓系技術から先行して研究
城下は最大町並数が少なく、地形の影響もあって8マスをフルで活用できるエリアがほとんどないため、計画的に建設していかなければならない。無駄に学舎をボンボン建設するわけにもいかないので、まずは弓系技術から研究を着手して、「遠矢」の研究が終わったら既存の学舎を取り壊して内政学舎に建て替えていく。ということで「軽弓」から研究開始。
①1570年6月 – 軽弓研究開始 (担当:細川 / 大館 / 京極)
「軽弓」が終わり次第すぐに「遠矢」に着手するため、弓学舎の建設にも着手する(デフォルトで4つ施設があるので新たに2つ必要)。このときできれば義昭は市の建設担当になってもらう。
義昭は政治力が極めて高いため秋の収穫期までに市をいくつか建設することが可能だ。技術研究の残り日数と弓学舎の進捗を見ながら市の建設をうまい具合に進めていこう(このとき帰還を使うのがコツ)。
三好家と交渉して「棟門」を伝授してもらう
①の研究が1570年8月に終了するも弓学舎の建設がまだ終わっていないため、研究にあたっていた細川らを学舎建設にまわす。その間に「棟門」獲得のため、三好家に交渉の使者を送る。ほかの武将は探索と市の建設を実施。9月には2個の弓学舎が完成するので、また同じメンツで「遠矢」を研究。
②1570年9月 – 遠矢研究開始 (担当:細川 / 大館 / 京極)
同じメンツにしたのは義昭を施設建設にまわすため。このころになると金銭収入が気になり始めるので、市の建設に義昭をアサインしてしっかりと金銭収入を確保していこう。
戦をすることは端から念頭にないので農村は取りつぶして武家町に建て替えたうえで、市にしてしまって問題ない。しばらく台所事情は厳しいが、②の研究開始と並行して内政学舎の建設にも着手する(2つ必要)。
天海の登用で施設建設のスピードが上昇
探索で運良く南光坊天海を発見し、延暦寺の効果もあって無事登用できた。俸禄を上げずに忠誠度を高めるため家宝を与える。天海を登用したタイミングで探索は終了とし、研究に関わる武将以外はすべて施設建設にふりわける。そうこうしている間に1570年も師走を迎え、②の研究が完了。
研究終了とほぼ同じタイミングで内政学舎も完成するので、間髪入れずに割符の研究に入る。
③1570年12月 – 割符研究開始 (担当:細川 / 大館 / 天海)
京極は施設担当として、代わりに天海を入れ、研究のスピードアップを図る。
③の研究が1971年2月に終了すると共に交渉で獲得した「棟門」の修得も完了し、この時点で技術数が7つになった。このころになると城下の施設建設もかなり目途が出てきて一段落してくる。前半は技術研究よりも施設建設に若干のウェートを置いてきたが、ここからは研究にベストメンバーをアサインしてラストスパートをかけていく。
いよいよラストスパートってときにちょっと息切れが
④1571年3月 – 鉄砲櫓研究開始 (担当:義昭 / 天海 / 細川)
鉄砲櫓の終了予定は5月上旬だが、3月中旬には金欠状態に突入。灰吹法には5,000が必要なのに手持ちは3,000程度。夏の収穫期まで待てば金銭収入が期待できるものの、織田家が不穏な動きをしているので一刻の猶予もない感じがする。そんなわけで突如として商館の建設に着手し3人がかりで完成。物資の売却を試みるも、政治力の高い武将は研究中なので売買効率が良くない。
「あぁ〜、お金が間に合わないぃ〜」と言っていた矢先に三好家より要請依頼が。全く出陣する気はないが、とりあえずお金だけもらって「はい。はい。」と返事しておく。なんとか資金繰りが間に合い、鉄砲櫓の修得と同時に最後の灰吹法を研究開始。
⑤1571年5月 – 灰吹法研究開始 (担当:義昭 / 天海 / 細川)
最後にちぃっと息切れしたものの、織田家の侵攻を受けることなく1571年8月にめでたく条件達成してクリアとなった。